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秋ですね。

秋は過ごしやすい季節です。

本を読むなど、何かに没頭するには一番良い季節です。

私は、子供の頃、作家になりたかったので、わりと本は読んでいたと思います。

ここ最近は、あまり興味が無くなってしまい本をじっくり読んでいませんが、その昔は、一人の作家さんの本を何冊も読んでいました。

そんな夢中になって読んだ作家さんさ一人。

山本文緒さん。

今日、訃報のニュースを見ました。

まだ、50代だったようです。

20代中盤から後半にかけてよく読んでいました。

代表作は、恋愛中毒でしょうか。

あまりハッピーエンドの話では無かったように思います。

ただ不器用で、生きるのが下手な主人公に惹かれました。

だけど、私は、あんな風にはなりたくない、とも思いました。

そして、なぜか、その頃の友人に、私がその主人公と似てると言われて・・・。

なぜ?って聞けなかった自分の不甲斐なさ。

なぜ?って、もう関わりのなくなってしまったそのかつての友人に聞いてみたい。

その友人が今はどこで何をしているのかも知りません。

そして、山本文緒さんの著作の中で一番好きなのは「眠れるラプンツェル」

20代後半のとても苦しい時期に読みました。

人生の岐路でした。

その分岐点で迷う背中を、「行っておいで。」と背中を押して踏み出す勇気をくれた1冊でした。

ちょうど、主人公とも年も近かったので、より共感できたのかもしれません。

神様は、越えられない試練は与えないと聞く。

だから、きっと、大丈夫。

自分のやりたい方へ、行きたい方へ行こう。

そう決意できたきっかけの1冊でした。

その決断が正しかったのかどうかは、分かりません。

それは、死ぬ時まできっと分からないことだと思います。

死ぬ時まで、ただ生きていく。

そのことは、当たり前では決してないのですね。

山本文緒さんは、長く闘病されていたそうです。

きっと、人の人生に影響を与える程の、表現力を紡ぎだすことは、

命を削る作業に近いのではないかと思います。

そうやって作られた作品の一つ一つが、これからも後の世代の人にも読み継がれていくのだと思います。

「眠れるラプンツェル」また読み返してみようかな。

ご冥福をお祈りいたします。