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先日、断捨離の番組を見ました。

実家にお母さんが一人暮らし。

だけど、そのお母さんも数年前に大病をされたとのこと。

そして、お母さんの住む実家は物で溢れているため、

今のうちに、実家の整理をしようと、娘さん二人で断捨離を決行。

という主旨の番組でした。

二階建ての庭もある立派な一軒家でした。

だけど、その中は・・・。

もう、家じゅうものだらけ。

お世辞にもきれいなお宅とは言えませんでした。

何十年も前に買った壊れたミキサーや

足が壊れていたり、塗りがはがれていたりするテーブルが何個も。

そして、服もガラスの戸棚に突っ込まれていて、

至る所ものだらけ。

これまで近隣から苦情の来るようなゴミ屋敷をニュースで見たことがあります。

このお宅は、悪臭も無く、衛生的に問題は無いのだと思いますが、

正直言って、見た目だけでは、その惨状に近いものがありました。

どうしても手放せない。

ご主人もすでに亡くされて、大病もして、

断捨離を決断されたのはお母さん自身だったそうです。

だけど、娘さんが、処分しようと袋にまとめたり、

庭に不要な物を出したりすると、お母さんは、それを家の中に戻してしまいます。

娘さんがまとめては、荷物をほどき、

娘さんが庭に出しては、また戻してしまう。

その繰り返しです。

娘さんお二人も「ゾンビみたい」とため息とともに愚痴がこぼれていました。

お母さんの言い分は。

「当時、高かったから。」

「貴重なものだから。」

「直せば使えるから。」

「これから、使おうと思っていたから。」

などでした。

だけど、本当に一向に片付かない。

そんな繰り返しで、

「いったい何のために、誰のために断捨離をしているんだろう。」

と娘さんは弱音とともに涙もこぼされていました。

捨てられない本音。

どうして、お母さんがここまで物に執着してしまうのか?

それは、育ってきた環境にあったようです。

お母さんの育ってきた地域は裕福な人の多いエリアだったそうです。

だけど、お母さんのお宅はそうではなかったそうです。

だから、いつも可愛い服を着ている同級生が羨ましかったとおっしゃっていました。

お母さんは、買ってもらえるような余裕のある暮らしぶりでは無かったそうです。

だから、自分で作るしかなかったけど、恵まれたお友達にいつも憧れていたそうです。

そんなお母さんは、若くで結婚されました。

優しい学校の先生のご主人。

やっとお母さんの生活は安定しました。

優しいご主人は、お母さんに好きなものを買わせてくれたそうです。

だから、結婚してからのお母さんは、好きなものを買えるようになってお幸せだったように思います。

だけど、自分には自信が無くて、それで、「もの」で、その自信の無さを埋め合わせたかったと話していらっしゃいました。

育ってきた環境は、その人の人格形成に大きく影響するものだと改めて思わされました。

また、欲しいものを好きなだけ買えて、はた目には幸せそうなのに、心の中までは満たせなかった。

物で心を満たすということは出来ないということにも気づかされました。

断捨離の先に笑顔。

その心の中をお話しされて、少しずつお母さんのモノへの執着も解けていきました。

少しずつ家の中から余計なものが消えて、床や畳が見えるようになると家の中も明るくなっていきました。

そして、お母さんの表情も少しずつ明るくなっていきました。

自分のことを話したことで、お母さんの気持ちも変わってきたのだと思います。

そして、そんな思いを知った娘さんもお母さんの気持ちを思い遣ることができて、親子のわだかまりも少しずつ解けていくように感じました。

本当に人の心の中ってわかりませんね。

その後、断捨離のプロの方がおっしゃっていたのは、

「物に執着することで、自分自身の身繕いをおざなりにしていらっしゃる。

もっと、自分に手をかけてあげてください。」

ということでした。

そして、しばらくしてお母さんは、美容院に行って髪を短く切り、

白髪も染めて、とても綺麗になっていらっしゃいました。

化粧っ気のなかった顔にも薄化粧をほどこして、若々しく見えました。

確かに、ものを沢山持つとその管理に時間を取られます。

そして、自分に割く時間も減ってしまいます。

物が減った分、このお母さんは、自分自身の手入れに時間や気持ちを使って行かれると思います。

断捨離は物の処分や整理だけでは無くて、生き方を変えるものだと分かりました。

だけど、それでも色々考えてしまいます。

お母さんは、買いすぎてしまったことは否めないけれど、

どれもお父さんが一生懸命働いて買ってくれたものだから、どんなもの一つとっても思い出があったのだと思います。

それを手放すことは、やっぱり、辛かったと思います。

人はいつか死ぬけれど、その時は、全てを手放すことになります。

抱えきれない荷物を持つよりも、本当に大切なものを少し持つのが良いのかもしれません。

物に溢れた時代だから、それさえも難しいことですが。

大切なものが処分されてしまうのは、悲しいことだから、やっぱり少しのものを大切にできれば一番良いですね。

自分にとっては宝でも他人から見たらゴミかもしれない。

これから何かを手に入れる前に、一瞬立ち止まって考えることを心がけようと思いました。

だけど、私の物欲はなかなか消えませんけどね(笑)