日本では、若さをとても重視する傾向にあると思います。
それが、外見至上主義にもつながっているのではないかと思えてなりません。
美魔女という言葉も、実年齢よりも外見が若く見えて美しい人のことを言うんですよね。きっと。
まさに、アンチエイジング(年寄りも若く見えるようにするお手入れ)!
だけど、本来は、エイジングケア(その年齢に合ったお手入れ)で良いのではないでしょうか?
年をとることは仕方のないこと。
時間は誰しもに平等に過ぎていきます。
シミもしわもどんどん増えます。
肌にハリも無くなります。
私の場合は、シミもしわもですが、メラニン色素が多いせいかほくろが増えました(^^;)
つるんとした美肌自慢だった人も、
整った容姿が自慢だった人も、
年とともに、それを失って、最後は人生を閉じていく。
そうそう、死んだときに水分が少ない方が焼くのも運ぶのも楽だそうですよ(笑)
年を重ねても、その人らしさを失わない。
最近、素敵な本を2冊買いました。
1冊は、芦屋でカフェを経営していらっしゃるマダムの本。
なんと50代になってから、カフェを始められたそうですよ!
そして、ファッションの色使いがとても華やかで、ハイブランドからプチプラまでマダムらしく着こなしていらっしゃる。
だけど、ハイブランドのコートやスカーフは、もう何十年と大切にされていらっしゃるものばかり。
愛着のあるものを長く丁寧に使って、ずっと楽しむ。
何より人生を楽しんでいらっしゃる、とても素敵なマダムです。
そして、もう1冊は親子でスタイリストをされていらっしゃるマダム。
なんと、その方、80代なんです!(左のベージュピンクのスーツの女性です)
書店で手に取った時、二度見、じゃなく三度見しました。
若作りではなく、本当に若々しくて、
何より姿勢がすごく良いのです。
姿勢が良いと、若々しく見えます。
人は顔だけではなく、その人の全身を見て印象を決めていますから、若さと元気が、その方の全身から伝わってきます。
グレイヘアだって、楽しみたい。将来の楽しみに。
この2冊の本に登場するお2人のマダムですが、どちらも違ったタイプですが、どちらも「その人らしく」いらっしゃるので、素敵だなと思えるのだと思います。
そして、お気づきでしょうか?
お2人とも、グレイヘア、つまり白髪です。
芦屋のマダムはハーフということもありきれいなグレイに自然となられたようです。
お2人目のマダムは、自然な白髪だと少し黄ばむからと、色を入れて、もっと白髪らしく染めていらっしゃるそうですよ。
そんな楽しみ方もあるんだ!と衝撃を受けました。
私も、年々白髪が年々増えています。なので定期的に染めています。
だけど、この先、メンテナンスが大変になったら、グレイヘアを楽しむのもありだなあと思えてきました。
いっそ、そこに色を入れて、金髪やピンクにしてしまうのも有りですね(笑)
30代まで年をとることが、ものすごく怖かったです。
年をとること=失うこと
だと思っていたので。
でも、全然違いました。
年をとること=手放すこと
だと最近感じています。
そんなに誰かと競う必要もないし、
もっと、もっとと得ようとする必要もない。
だって、いずれ、人生は閉じますからね。
いずれ得たものは、全部手放すことになる。
そして、その時は、なるべく水分は少なく(笑)
その時まで、楽しく過ごせればいいですね(^^♪
老後の楽しみに♪ってとっておくよりも、今から楽しんでおけば、その年にはもっと花開いているはずです。
やってみたいことは、今から始めておいてちょうどいいはずですよ☺
この方もとても素敵♡
(画像をクリックいただくと、この方の紹介された日本語の記事に飛びます)
このインスタの文章が素敵です。
I AM NOT 20.
I AM NOT TO BE TRYING TO BE 20.
I REALLY LOVE WHO I AM RIGHT NOW:
MY WRINKLES, MY GRAY HAIR, WHATEVER IT IS.
THIS IS WHO I AM RIGHT NOW.
多少意訳しますが、和訳です。
私は、二十歳じゃないし、二十歳の女の子みたいに振舞うつもりもない。
私は、今の私が本当に愛おしい。しわも、白髪も全部を愛してる。
なぜって、それが私だから。
訳がちょっと違うぞっていう突っ込みは無しでお願いします。(笑)
また上記2冊の本は、サロンに置いてますので、お読みになりたい方はお気軽に手に取ってくださいね(^^♪
今が楽しければ、何歳になっても楽しい♪
ハッピーエイジングで行きましょう♪(^^♪