当サロンでは、最も優先していただきたいのは顔タイプ。
その次に、骨格タイプ、そして最後にパーソナルカラーとお伝えしています。
その順番で、似合う服を探すとみつけやすいこと、そしてオシャレな人への最短コースになるからです。
ですが、体型も気になりますよね。
特に、これから夏に向かって、薄着の季節を迎えます。
そうなると、当然ボディーラインも気になってきます。
それで、突然、ダイエットモード全開で、食事制限やジムに通い始める人もいるかもしれません。
ですが、体型によって太り方が違うように、痩せ方も当然違ってきます。
骨格ストレートは、骨が目立ちにくい体型です。
(この表は、こちらのサイトからお借りしました。)
左:ストレート 中央:ナチュラル 右:ウェーブ
上の表でも、書かれていますが、骨格タイプストレートは一般的に肩のラインが丸く、二の腕が外に張り、首が短めです。
そして、横から見ると、骨格タイプウェーブと、骨格タイプナチュラルは、あまり厚みを感じませんが、
骨格タイプストレートは、厚みを感じやすい体型です。
この3タイプのウエストを上から見ると、ウェーブとナチュラルは枕のような平型、
それに対して、ストレートは、ボールの断面あるいは茶筒の断面のような丸形あるいは、筒型とも言えます。
この違いは、太っているから、痩せているから、ではなく、骨格タイプの違いです。
その体型のために、骨格タイプストレートは骨が目立ちにくいのです。
それは、やせ型の人もふくよかな人にも共通して言えることです。
下半身よりも上半身の方が肉付きの良い、体型なので、一番華奢に見えにくい体型かもしれません。
ですが、腰の位置は高く、ストレートパンツや、タイトスカートが似合います。
太ももの外側に肉が付きにくいので、足はまっすぐですっきりしたが方が多く、足が長く見えます。
そして、メリハリを感じる体型は、着こなしでいくらでもスタイルアップできます。
無理なダイエットは不要です。
なので、骨格タイプストレートの人で、鎖骨や肩甲骨が目立ち始めると、それは明らかに痩せすぎです。
そこまで、痩せてしまっては、本来の魅力が損なわれます。
そして、とても大切な、一番大切な健康が損なわれてしまいます。
私は、骨格タイプストレート。そのことを、もっと早く知っていれば。
そのことを学生時代に知っていたら・・・と思います。
20年以上前には、そんな情報も知識も無かったので、私は、いつもこう思っていました。
どうして、ウエストだけ、いつも痩せないだろう。
背中の肉が気になる。
肩甲骨が肉で埋まってる。
私、みっともないなあ・・・。
私、もっと痩せないとだめだなあ・・・。
そんな風に、いつも思っていました。
と、いうのも当時、スポーツのサークルに所属していました。
どちらかというとダンス系の割と厳しいものでした。
その為、見た目もある程度は、気にしないといけませんでした。
そもそも、何故、今よりもずっと内気でおとなしかった18歳の私がそんな活動的なサークルに入ったのか?
それは、自分を変えたかったからです。
内気で大人しくて気弱な弱虫キャラから、明るくて活動的な女子に変身したかったからです。
ペアでのストレッチや、ダンスの時は、ウエストを支えて持ち上げるような動きも当然あります。
(※そのサークルは女子のみで、男性とのからみは一切ありません。)
その時の何気ない先輩からだったか同期からだったかの一言がありました。
「あなたは、ウエスト結構、太いね。でも、それくらいで健康的でちょうどいいよ。」
先輩または同期は、悪気が合って言ったわけでは無いと思います。
細く見えたけど、意外とウエストが太かった。
ただそれだけのことです。
でも、このウエストが太いという発言は、今思えば、間違いです。
上の二つ目の表にもあるように、骨格タイプストレートは、ウエストの前後に厚みがあります。
なので、太っている訳では無く、前後に厚みがあるだけの筒型のウエストだったというだけのことです。
だけど、このウエスト結構、太いね。という言葉は、私を追い詰めました。
大学入学後、頑張って痩せて、無理して食べないようにしていました。
でも、それでも、痩せないんだ!と思って追い詰められると、今度は食欲が爆発しました。
そこからは、過食症が始まり、どんどん食べることのコントロールが効かなくなりました。
一度食べだしたら止まらなくなり、その自己嫌悪から、今度は、ずっと食べない時期が続く。
そんなことの繰り返しで、いつもクタクタでした。
練習もきつかったけど、それ以上に、自分の食行動に疲れ切っていました。
多くの人が、戻りたい時間として、大学生活を上げる場合は多いですが、私には苦痛に満ちた一番戻りたくない時間です。
あ、でも、タイムマシーンがあったら、その時に戻って、その発言者に、
「私は、骨格タイプストレートなんです。だから太っているわけではありません!」
と教えたい気持ちはありますが(笑)
※タイムマシーンができても、そんなことに貴重な1回を使いませんが(^^;)
ただ、あなたらしくいてください。(ほんまに頼むで!)
私は、自分に自信が無かったために、些細な何気ない一言に深く傷つきました。
でも、もし、私が、私のことを受け入れていたら、その言葉は、そこまで私に突き刺さらなかったはずです。
私は、私のことが嫌いでした。
だから、他の誰かのように、ならなけれいけない。と思い込んでいたのです。
他の誰かのように、今思えば、バカげていますね。
だけど、当時は、こんな性格だから、こんな見た目だから、辛いことがたくさん起こるんだと思っていました。
だけど、それは、私が、私を受け入れていなかったから起こったことばかりです。
別に、明るくなくても良いし、活発な女の子出なくても良いのです。
無理して友達と出かけなくても、一人で部屋の中で過ごしても良いのです。
本来の自分を否定し続けると、他人からも否定されやすくなります。
そして何より、太っていようが、痩せていようが、どっちでもいいんです。
そんなことでその人の幸せは決まりません。
だから、無理に痩せようとダイエットを頑張りすぎて、楽しくない毎日を送ってほしくありません。
その人が、その人らしく、無理せず生きていけることが一番の幸せだと思います。
外見が重要視されがちな現代です。
でも、美の基準も一つでは無いのです。
美しさは、その人がその人らしくいられることで、発揮できるものです。
美容雑誌を買う時にいつもどれを買うか迷います。
中身が似たりよったっりだから、毒舌失礼(;^_^A
だけど、今月は迷いないくこの号を選びました!
表紙は、渡辺直美ちゃん。
どの美容雑誌よりも、目を引きました。
インパクト大!なだけでなく、他の表紙の美人女優さんたちよりも、私は彼女が一番魅力的に見えました。
彼女は、一般的な美の基準からは遠いところにいるかもしれません。
だけど、唯一無二のその魅力は、世間が認めています。
彼女が彼女らしくあることで、世間を納得させた訳です。
だから、誰かみたいになる必要は無いのです。
ただ、あなたらしくいることが、一番魅力的なのです(*^-^*)
こんにちは、昔の記事へのコメントすみません。
「本来の自分を否定し続けると、他人からも否定されやすくなります。」という一文にあまりに共感したため、コメント残させて頂きました。
年齢を重ねて、他の誰かのようにならなければ、という焦りが良くないのだなぁと頭で分かるようにはなりました。それでもなお、悪気ない誰かの話し声が聞こえるたびに我が身を引き比べて、小さな溜息が落ちることもあります。
自分を受け入れるって、難しいですね。
それでも、自分にしか出来ないことですから、他の誰かのようでない悲しみも抱きしめて、受け入れていきたいと思っています。
いきなりの長文失礼しました。
他の記事もこれから拝読します!
サオリ様
コメントありがとうございます。
とても嬉しいです。
誰しも、どこかで他の誰かへの憧れってありますね。
だけど、もしかしたら、自分自身が誰かの憧れの対象かもしれません。
自分で自分の魅力には、なかなか気づけないものですが、自分を受け入れることで、自分の魅力に気付けると良いですね(^^♪
コメント、ありがとうございました。