定番カラーにグレーを上げる人も多いかと思います。
グレイのスーツにプラチナの小ぶりなネックレスの着こなしは似合う人には、洗練された大人の着こなしとして「スマート」な印象を与える場合も多いことは事実です。
ですが、とにかく無難だからとか、馴染むからと言う理由で、会社の制服の上に着るカーディガンがいつもグレイだったり、たまに出かけるときにもグレイのパーカを羽織ってという人は要注意です!!
グレイは謝罪カラーです!!
何か会社で不祥事が合って、その会社の社長が謝罪するとき、黒を着ての謝罪では、横柄だ、偉そうだ、全然反省を感じないぞ!と反感を買うことが多いのですが、
グレイを着ると、反省しているように見え、世間からも多めに見てやろうという風に好意的とは言えないにしても、それ以上悪評が立つことはありません。
それは、グレイと言う色の持つ力です。
グレイには、おとなしい、ひかえめ、没個性的、本音が見えない、というメッセージを相手に伝えます。
(もちろん、知的で洗練されて都会的と言う良い意味も持っています)
なので、普段から、グレイを着ている人は、おとなしい、物を頼みやすい人、ともすれば、あまり存在感の無い人という印象を与えてしまうのです。
そして、残念ですが、明度の低い色ですので、老けて見えることが多いのです。
特に、子供顔の人が多用すると、本来、若く見える顔立ちを生かすことができません。
そして、おとなしく見えることで、人から物を頼まれやすい、いつも他人に振り回されるという事態も起こります。
ひどいケースになると、道でわざと人にぶつかられたり、理不尽なクレーマーにつかまることもあるのです。
色を味方につけて、本来の自分の良さを発揮してください。
なので、話すとすごく楽しい人なのに、おとなしい印象を持たれていたり、
ほんとはウイットに富んだジョークも言える人なのに、面白みに欠ける人だと思われたりするのです。
それは非常に、もったいない!!
私が、この春はまったドラマでは、おとなしい女の子が、恋をしてどんどんきれいになっていくという内容でした。
それは、中村アンちゃんが演じてました。
その中村アンちゃんでさえ、グレイの冴えないカーディガンを着れば、とっても地味な女の子に(-_-;)
中村アンちゃんでも、こんなに地味になって、物を頼みたくなる雰囲気になってしまいます。
だけど、右側のいつものアンちゃんには、そういう発想すら起きそうに無い(笑)
中村アンちゃんは元々綺麗だから…、私とは違うヨ…
なんて、思わないでください。
元々綺麗かもしれないけど、そんなすぐ売れた人では無かったと思います。
このドラマがおそらく初めての主役。
30歳での主役です。女優さんとしては、遅咲きの方では無いでしょうか?
だから、中村アンちゃんだって、ここまで来る道のりは平坦では無かったと思います。
確かに、急にファッションを変えるのは勇気が必要ですね。
ですが、勇気を出して行動した人には、必ず、ごほうびが待っています。
今までの人生のままで良ければ、現状維持でいいですが、
もし、今、何かを変えたいと思ったら、やっぱり踏み出す勇気が必要です。
今年も、もうすぐ終わります。
新しい年に向けて、何かにチャレンジしたくなりませんか?